VEMを使ったソリューションの例
1. サード パーティー ソフトウェア メーカー
- パッケージ化されたアプリケーション (ワープロ ソフト、ページ レイアウト ソフトなど)。
Macintosh や Windows 上で稼動するワープロ ソフトとページ レイアウト ソフトには、
多くの種類があります。ソフトウェア メーカーは、VEMを実装して、多岐にわたる編集
対象ファイルのインポートやファイル交換を可能にすることができる。
- OCR ソフトウェアメーカー、翻訳ソフトメーカー
OCR ソフトウェアは、スキャナによって文書をスキャンし、 その結果をユーザに表示します。VEMのコンバーターを使用すると、
OCR ソフトウェアは、スキャンされたテキストを、一般に普及しているファイル形式 (RTF や Excel
など) にフォーマットすることができます。
翻訳ソフトメーカーなどはファイルをオリジナルの形式で属性をなくさずに翻訳が行えます。
2. カスタム ソリューション開発メーカー
- カスタム ソフトウェア ソリューションには数多くの種類があります。
たとえば、新聞や雑誌のような印刷/製版業界では、さまざまなカスタム
レイアウト ソフトウェアが使われています。また、レイアウト ソフトウェアは
MSWord などで作成されたファイルからデータをインポートする必要がある場合もあります。
VEMを使用すると、開発者はレイアウト ソリューションとのインターフェースを作成して、
必要なデータをインポートすることができます。
3. デバイス メーカー
- ハンドヘルド デバイス、携帯電話、および携帯情報端末
ハンドヘルド デバイスの普及率とユーザ人口の伸び率は驚異的なものです。
しかし、ユーザがハンドヘルド デバイスからアクセスしようとするデスクトップ
コンピュータには、さまざまの種類のファイルが格納されています。
デバイス メーカーは、ユーザのデスクトップ コンピュータ上で作成されたファイルを表示できるように、
VEMを使ってカスタム インターフェースを設計することができます。VEMのテクノロジは、
世界中のハンドヘルド デバイス テクノロジ (たとえばWAP、Palm、iモード) への移植を簡単に実行できます。
- ワープロ機
日本国内では、もう何年も前からワープロ専用機が広く普及しています。
しかし近年、デスクトップ コンピュータの普及率も高くなったため、
ほとんどのユーザは旧式のワープロ専用機からファイルをコピーしたり、
ファイルを交換する必要に迫られています。
VEMのテクノロジを利用してカスタム コンバーターを作成すれば、
ワープロ機からデスクトップ コンピュータのファイル形式に変換することができます。
4. テキスト検索システム
- ナレッジベースシステム、ワークフローシステム、検索システムなど
VEMを使用し、ナレッジベースシステム、ワークフローシステム、
検索システムなど様々なサーバーシステムの開発が行えます。
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